読書感想文の書き方を紹介 (from すぐできる読み聞かせ・ゲーム・心の話)
読書感想文の書かせ方①
http://www5b.biglobe.ne.jp/~honyomi/aidea7.htm
読書感想文の書かせ方②
http://www5b.biglobe.ne.jp/~honyomi/aidea8.htm
北海道在住の小学校の先生千葉昌之さんのHP「すぐできる読み聞かせ・ゲーム・心の話」から、読書感想文の書かせ方を紹介。読書感想文の指導法のひとつ「山田式指導法」を千葉さんなりに行ってみた内容です。
先生の立場から読書感想文を書かせるには、との指導法です。でも親が子供に読書感想文をアドバイスするのにとても参考になりますよ!
読書感想文の書き方
書き方の手順は以下のとおり。3色の色紙をうまく使って、本の内容・自分の体験・本を読んで得たことを整理するのがポイントですね。
- こどもが感動した本を選ばせる
- 3種類の紙を用意する
- ピンクの紙に感動した(=心を動かされた)ところを書き出す
- 水色の紙に、頭に浮かんだ自分の似た体験を書き出す
- 黄色の紙に、自分が考えたことや思ったこと(=本を読んで得たこと)を書き出す
- 3枚の紙をうまくミックスさせながら、読書感想文を書く
読書感想文の書き方のコツ
上記手順のコツから参考になる部分。
子供が感動した本を選ばせる
確かに本当に感動したのであれば、絵本でもなんでもOKだと思いますね。その感動の理由が、自分の経験に基づくものであればスラスラかけるのでは。その本を選んで原稿用紙1枚以上かけるかどうかもポイントです。
3種類の紙を用意する
色の与える印象って大人になっても大きいですね。それに整理しやすいと思います。
ピンクの紙に感動した(=心を動かされた)ところを書き出す
書き出し方のコツとしては、「本文をそのまま写す」「本文を要約する」「3つくらいは書いておく」。
水色の紙に、頭に浮かんだ自分の似た体験を書き出す
行動の似た体験だと行き詰ってしまいがち。そりゃぁ、ハリーポッターのような魔法体験なんてないですからね。なので、気持ちの似た部分を考えるのがポイントとのこと。このとき保護者としても、その本のテーマやその子にあった体験のヒントをあたえてあげたいですね。
黄色の紙に、自分が考えたことや思ったこと(=本を読んで得たこと)を書き出す
登場人物と比べて自分はどうなのか、これから自分はどのように行動していきたいか、本を読んで気持ちがこんな風に変わってきたとか、書いていく。
3枚の紙をうまくミックスさせながら、読書感想文を書く
もちろん3枚の紙に書かれたことを全部かかなくてもよいし、そこにかかれていないことを書いてもOKです。
読書感想文の書かせ方で注意すること
- 書いている時には、必ず「ほめる」こと。ほめる材料を何でもいいから見つけること
- 一文を短くすること
- 書き出しを工夫すること
書いている時には、必ず「ほめる」こと。ほめる材料を何でもいいから見つけること
「何かを表現するときには叱ってはいけない」という言葉にハッとしました。確かに字が汚いぞ!とか漢字を使え!とか起こりがちですね。
一文を短くすること
だらだら文を子供はつい書いてしまいがちですね。一文一義を自分も心がけたいものです。
書き出しを工夫すること
引用から書き出すのがとても有効。確かに、これからこの場面で思ったことを書くよ!ってはっきりする。読み手も安心です。ひきつけられますね。
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