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2005年4月22日 (金)

ドラゴン桜に学ぶ 「アイメッセージ」

講談社の毎週木曜発売「モーニング」連載の「ドラゴン桜」。

今週は先週からの続きで「ほめ方」を学びます。

なんてこの前のエントリーで言っておきながらそのまま放置・・・。でもいろいろと思うところはあったので続きを簡単に。キーワードは「アイメッセージ」です。

前回のエントリでホメ方テクニック10カ条を学びました。

ホメ方テクニック十カ条

  1. 具体的に褒める
  2. 抽象的に褒める
  3. すぐ褒める
  4. 「これは」と思うことを、いつまでもしみじみと褒める
  5. 理由をつけて褒める
  6. 理由なしで褒める
  7. 褒め言葉のバリエーションを増やす
  8. 感謝の言葉も褒め言葉である
  9. 第三者も褒めていたと伝える
  10. その子の思い入れの大きいことを褒める

「親力」で決まる 子供を伸ばすために親にできること』(宝島社)より

マンガの中では先生が子供たちをほめるためにトレーニングを行います。確かにトレーニングをしないとなかなか上手く人を褒めることってできないかもしれません。けなしたり叱ったりって意外と簡単なんですけどね・・・。

また人の心に届くホメ方の技術として「アイメッセージ」が紹介されています。「アイ」は英語の私の「I」。つまり自分の気持ちを相手に伝えることです。ただ「ありがとう!」じゃなくて、「ありがとう!(自分は)とっても助かったよ!」って感じです。

自分の知り合いにありがとうの反面教師な方がいらっしゃいます。外部セミナーなどで「ありがとうの感謝の気持ちを!」って教わって実行しているようなんです。でもいつでも「ありがとう」だけ。メールの返事も「ありがとう」・・・・。う~ん。確かに最初はうれしかったけど、だんだん慣れてきてしまうし、なんか相手の気持ちが伝わらないような気もします。

またこのアイメッセージは特に叱るときに有効なようです。「何で帰りが遅いんだ!」って帰宅が遅い子供に一方的に叱ると反発します。でも「遅かったなぁ。何かあったかと思って心配したよ!」って自分の思っていることを相手にわからせると、意外とすんなり聞き入れてくれて反省を促せる・・・としています。

この辺は子供を持つ親として「はっ!」っとするところですね。自分が叱る時はちゃんと自分の気持ちを伝えているのかなぁ。そういえば自分が子供の頃、親に叱られたとき本当に反省したのは、本当は心配してくれてるのかなって思えた、親の涙を見たときだったような気もします。

「アイメッセージ」 仕事でも子育てでも、ちょっと注意してみたいキーポイントを学びました。

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