東京のお菓子にちょっとうるさい母さんは僕が育てた (from JR東日本エキナカ広告)
JR東日本エキナカの車内ドア上広告です。田舎の茶の間のコタツでしょうか、おみやげがテーブルの上に置いてあって、その脇には大きなかばんも見えます。ネコもあっちむいてゴロゴロしています。ちょっとなつかしい、それでいてこの年末年始、もうすぐいろんなところで見られるような光景です。
ストーリーはこんな感じ。帰省の度に東京駅で評判の店や老舗でお菓子を買っていく僕。おいしいと食べていた母もいつの間にか舌が肥え、親戚の前で僕からの受け売りのうんちくを語ったり、ついでに東京で働く息子の自慢話なんてしています。そんな母を可愛らしく思う・・・。
この母さんネタはずるい!それはこんな光景になんとなく覚えがあるから。
男性って実家へのおみやげの優先順位って後回しにしがち。帰るその日になって、ああそうだ、お土産買っていかなきゃなぁ、なんて思う人が多いと思います。あらかじめ準備なんかしていない。当日思い出す。きっと子供のころは早起きしなさい!宿題しなさい!って母親からうるさくいわれてたはず。そんな母へしっかりしたいい息子になったんだよって思わせる、いや思わせたい。だから田舎への手土産をもって帰るんだ。そんなシーンがなんとなく自分の姿として目に浮かんだりします。
今では車中心だけれど、学生のころは東京駅から特急電車に乗って実家に帰ってました。学生なのでおみやげなんて必要ないんでしょうけど、やっぱり手ぶらで帰るのはどうかなってあわてて東京駅でおみやげを買うんですよね。何を買って帰ったっけ?ナボナとか草加せんべいだったかな。今日の東京駅の中央コンコースでは、東京ばななの売り子さんの声が響き渡ってました。そういえば、あの時はまだ東京バナナってなかったんだよなぁ。
「あの名品も帰る日に買える。」ちょっとベタなシャレだけど、なかなかよいこのコピーです。きっと喜んでくれる人がいる。この年末年始、田舎に帰るときにはあわてないで、便利なエキナカでもOK!ちゃんとおみやげをもって帰りましょうね。
すっかり定番になったような気がする「東京ばな奈 見いつけたっ」。実は1992年発売の比較的あたらしいおみやげなんですね。
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