2007年2月15日 (木)
「パパ、うんこ」 と 「おまじない」 (from 読売新聞 第10回こども未来賞 入賞作品)
子育てをめぐるさまざまなエピソードをつづったエッセーを表彰する「第10回こども未来賞」の入賞作13編が決まりました。14日付の読売新聞にはそのうち、こども未来財団賞と読売新聞社賞の2作品が掲載されていました。
どちらの作品もおとうさんがキーです。いっぱい話しかけること、わずかな時間でもスキンシップを大事にすること。そんなおとうさんの行動がこどもを、いや家族を変えました。その姿に素直に感動です!
読売新聞社賞 式町直樹さん 「パパ、うんこ」
まず読んだのは、読売新聞社賞 式町直樹さんの「パパ、うんこ」です。
「自分は仕事が忙しいから、子育ては経済的に支援するよ」というおとうさんも多いのではないでしょうか。アメリカ人の奥様と国際結婚してアメリカに住む式町さんもそんな言い訳をしながら、なんと一年も!息子さんに日本語で話しかけなかったといいます。
でも息子さんが初めて大きな声で笑い出したクリスマス。大きな成長をみせた瞬間に立会ったとき、その成長に自分はまったくたずさわっていなかったことに気づきます。落ち込む式町さんに奥様は、「大丈夫、子育てはまだ始まったばかりよ」と励ましてくれました。
それからは息子さんとの時間を作り、日本語でどんどん話しかけていきます。散歩しながら「あれは木。あれは犬。大きい犬だねえ。あれは車。それからあれは月だよ。今日は三日月だね。」って。これって自分もよくやってたなぁ。言葉を繰り返して投げかけることで、目にするモノとその言葉が意味として結びつくときがくる。そのためにどんどん話しかけるべきだって何かで読んだ気がします。
英語をどんどんしゃべれるようになった息子さんが自分の部屋で「ママ、ママ」と泣いています。式町さんが部屋に入ると、ちょっと戸惑った息子さんがいる。でもすぐに真剣な顔で何かを誇ったように叫びました。「パパ、うんこ!」
初めての日本語。それを聞いて、自分が父親であることを初めて認めてもらえたような気がしたといいます。奥様の「子育てはまだ始まったばかり」という言葉を聞かなければとうに子育て参加をあきらめていたかもしれません。
女性は赤ちゃんがおなかの中で育つとともに母親になっていくと思います。つわりや体型の変化、胎動などひとつひとつの変化が少しづつ母性を育てていきます。一方の男性といえばそういう少しずつの変化はなくて、父親になる切り替えがなかなかできない人も多いと聞きます。
そんな人にぜひ、このエッセイを読んでもらいたいと思いました。子供の成長に参加すること、それは父親の役割であること、そして参加が少し遅れたとしても決して遅くはないことを読み取れるのではないでしょうか。
こども未来財団賞 近藤佳代さん 「おまじない」
近藤さんの家の朝の風景。お父さんが出勤するときに子供さんたちとかわす朝のかけ声。「今日もがんばるぞ元気にがんばるぞ!オウ!」とお互いの拳を天井に向かって突き上げて、手のひら同士でパチンとタッチ。これが近藤さんちの朝のおまじないです。
これ、うちでもお姫さまと朝やってます。うちの場合は、「いってきます!」のあとに手のひらにパチン!としてもらいます。とってもいい音がすると、お互いなんだかいい気持ちです。どちらかというと自分が元気をもらっているような感じですね。
近藤さんの家の場合は、きっかけは娘さんの登園拒否。いっしょにがんばろう!っていうおまじないとして始まった習慣だそうです。それが毎日続けられ、奥様もおとうさんも家族みんなが元気をもらえる習慣になっています。
おとうさんの役割の大切さを感じたエッセイです。ここぞというときにはバシッと家族の危機を解決する。そんな役割がおとうさんは大切ですね。他にも地域全体で子供を育てようという意識を感じる京都の街の話もあわせて、子育ては家族、地域、みんなで支えあうことなんだなあとあらためて思いました。
入賞作品の作品集
全入賞作品は、4月中旬に「作品集」として発刊されます。下記方法で手に入れることができるようです。
- あて先:〒104-8325 読売新聞東京本社事業開発部 「こども未来賞作品集」係
- 住所、氏名を明記し、200円切手を貼った返信用封筒を同封して依頼
また過去の作品はホームページから読むことができます。第8回のこども未来財団賞「おかあさんのおっぱいね」は、むかし読んだことがあって涙したのを思い出しました。子育ての元気になれるいい話がいっぱいです。もっともっと涙して、そして元気をもらいたいと思います。
こども未来財団 こども未来賞 "受賞者と作品の紹介"
http://www.kodomomiraizaidan.or.jp/miraisyo/kobo10-18.html
2007 02 15 01:53 午前 [こどものニュース] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2006年9月22日 (金)
千葉県こどもの国が休園するよ
またひとつ悲しいニュースです。ダムの湖畔にあって、広い芝生やアスレチックが印象的な「千葉県こどもの国」が、9月いっぱいで当面のあいだ休園することが決まりました。
開園は昭和46年で、おとうと同い年だったりします。それもまたなんだか気になるところです。
まだ休園ですが、このまま閉園の可能性も高いと思います。あと1週間ですが、また行ってみたくなりました。
県福祉ふれあい財団は21日、運営する児童厚生施設「千葉県こどもの国」(市原市)について10月1日から休園とすると発表した。県の行政改革の一環で同財団が解散されることに伴い、施設の譲渡先を探していたが、交渉が具体化しないための措置。休園は「施設の取り扱いが決まるまで当面の間」としている。 (読売新聞 朝刊 地域面より)
NIKKEI NET:地域経済ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060728c3b2804r28.html
最後にでかけたのは2年前になります。いろいろ思い出ある施設ですね。
小学校の遠足か、子供会の遠足だったか覚えてませんが、バスで千葉の南の田舎からでかけたことがありました。子供こころに広いなぁって思った。帰りはくたくたになるくらい遊んだのを覚えています。
そして2年前にかれこれ20年以上ぶりにでかけたときのこと。あれ?こんなに狭かったっけって思いました。こどもの記憶っていいかげんだなぁと。
でもこどもたちとも楽しく遊べたし、自分が遊んだところで自分のこどもたちも遊ぶのって、なんだか不思議でしたね。
こどもの頃の思い出のある施設がなくなるって本当に悲しいですね。同じように今はなくなってしまったレジャー施設、谷津遊園、行川アイランドを思い出しました。
しかし、県から財団への補助金は年間約2億円に上り、県は公社改革の一環として「自主自立できなければ廃止」との方針を決定。同財団は昨年12月の理事会で、9月末限りでの解散を正式決定していた。
市原市への譲渡交渉は断念となり、次は民間企業を募ることになります。こどもの国ですよ、ここは・・・。なんとかこのまま閉園にならないで欲しいなと思います。
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2006 09 22 11:59 午後 [こどものニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006年7月29日 (土)
山手線のミッフィー電車にのったよ!
乗りたかったミッフィー電車にラッキーにも乗ることができました!1週間くらい前に目の前で行ってしまってたので感慨もひとしおです(^^ゞ
ミッフィー電車って
先日紹介したローソンの「子育て応援コンビニ」の「ハッピー子育てプロジェクト」の広告電車、通称ADトレインです。車体にはあのミッフィーカラーの黄色、緑、赤、青の帯とかわいらしいミッフィー(うさこちゃん)が目立つデザインです。
車内に入るとこれまたびっくり!ミッフィーときいろきいろきいろ・・・。液晶モニターにはテレビでも流れている、ミッフィー絵皿プレゼントのCMが流れていました。
なんだか写真撮るのがすげー恥ずかしかったけど、写真を見てお姫さまがよろこんだので良しとします・・・。
さて、きっと次はポケモントレインだなぁ。
■関連URL
- ミッフィー電車が走ります!ハッピー子育てプロジェクト ローソン
- ADトレイン - Wikipedia
- ADトレイン - Google イメージ検索
-
JR東日本 ポケモン・スタンプラリー2006>イベント情報 "「ポケモントレイン」を山手線で運行"
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2006 07 29 11:37 午後 [こどものお気に入り, こどものニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006年7月22日 (土)
セブンイレブンのポケモンスタンプラリーもはじまるよ
JR東日本につづきセブンイレブンでも、ポケモンスタンプラリーがはじまります。
セブン-イレブン・ジャパン ポケモン スタンプラリー2006期間は、2006年7月29日(土)~8月16日(水)。昨年同様にスタンプを4種類集めるとセブンイレブン限定グッズがもらえます。今年のグッズは「ポケモンキラキラシール」。抽選でプレゼントが当たる応募券つきのグッズです。
ポケモンスタンプは全部で16種類。お店ごとにスタンプが違います。昨年はホームページからどのキャラクターがどのお店にあるか探すことができました。今年はまだその情報がないみたいですね。
都道府県のスタンプも34種類。それぞれの県ごとに違うスタンプを台紙に2県まで押すことができます。 ん?34種類?一道一都二府四十三県で47種類じゃないの?
そうです、実はセブンイレブンって全国にないんです。青森県、秋田県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、鹿児島県、沖縄県の13県はまだお店がないとのこと。ローソンや最近北海道に出店したファミリーマートは全国にお店があるそうです。なんだかたくさんあるイメージなんですがね。
ともあれ、身近なところでもスタンプラリーがはじまります。ちょっとおでかけのついでにその街のそのお店のスタンプ集めるのはおもしろそうですね。これもまたがんばるぞ!
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ポケモンスタンプラリー2006 いよいよ!はじまるよ! : おとうさんの子育てBLOG2006 07 22 05:55 午後 [こどもとおでかけ, こどものお気に入り, こどものニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006年7月16日 (日)
ちょっと、子育てに、ローソンまで。(from 朝刊全面広告)
土曜日の新聞に「子育てローソン」の全面広告が入ってました。なんかいいかんじです。
記事の下には、ミッフィーちゃんとおとうさんとおかあさん。おとうさんのふわふわさんと、おかあさんのふわおくさんの前を安心しながらぐんぐん前に進んでいくミッフィーちゃんのイラストがいい感じです。小さい子ってこんな感じですからね。
内容は、先日紹介した「子育て応援コンビニ」の「ハッピープロジェクト」の広告。子育て家族の声を大募集とミッフィー絵皿プレゼントの紹介です。さっそくホームページへ行ってみました。
子育て家族の声を大募集
8/31まで育児にまつわる家族のいろいろな声を募集しています。アンケートに答えると、ミッフィー絵皿に使われているキャラクターの「オリジナルストーリー台紙」がもらえます。
アンケート内容はというと…
- 子育てをしている時にローソンにあったらいいと思う商品は?
- 子育てをしている時にローソンにあるとうれしいサービスは?
- 子育て中のあなたの気分転換方法を教えてください。
まぁ、子育てっていうのがどのくらいの年代までってのが、人によって違うのですごい広い回答が集まりそうですね。イメージとしては赤ちゃんなんだろうけど、赤ちゃんとコンビニってやっぱりかなりギャップがあるイメージ。あと仕事や家庭の事情もあるんでしょうけど、夜遅くに子供をつれまわしてるのに眉をひそめることもあるんで・・・。
個人的には、お姫さまとおでかけしてトイレに悩んだなぁって思い出しました。おむつ交換ができる!のは女性トイレばっかりで、男性用はほとんど皆無だった記憶があります。
商品はあんまり浮かんできませんね。ベビーフードはお気に入りを持ってでかけるし、オムツだって大きさや肌に、それぞれ合う合わないがあるんで出先で買わないようにしてたし。しいていえばミルク用の温度に設定されたお湯が用意してあればいいかな。
気分転換法はなんでしょう?うちのママなら、しゃべりまくるか買いまくるかなんでしょうね。おとうさんとしては、自慢の子供たちの写真なんかを貼りだして、投票してもらって、あわよくば赤ちゃんモデルさんとか・・・(^^ゞ。
ん?なんだかんだいって思いついたぞ。さっそくホームページに応募しなきゃ(^^ゞ
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>>ローソンが「子育て応援コンビニ」 「ミッフィー」絵皿プレゼントもスタート: おとうさんの子育てBLOG
2006 07 16 06:06 午前 [こどものニュース, 育児] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006年7月11日 (火)
ローソンが「子育て応援コンビニ」 「ミッフィー」絵皿プレゼントもスタート
|
ローソンの創業30周年記念論文「未来のコンビニを考えよう」で最優秀賞を獲得したアイデアを実現化するとのこと。 子を持つ親が必要な品物やサービスを提供する子育てコンビニを作るというもの。論文は確か、子育てで引きこもりがちな新米ママがコンビニにくることで世間と触れて、気も楽になるって内容だったような。 ミッフィーをキャラクターとしてつかうなんて、なんだかうれしくなっちゃいますね。 |
FujiSankei Business i. 産業 |
今日、お店でハンドビラをもらいました。「子育て家族にうれしいローソンへ」って内容。くまちゃんのにんぎょうをかかえたミッフィーがとてもかわいい。この原色使いが。
うちのお姫さまもミッフィーグッズといっしょに大きくなってきたなって思い出した。絵本を見ると思うのですが、お話がミッフィーちゃん(うさこちゃん)だけでないんですよね。おとうさんやおかあさん、おじいちゃんにおばあちゃん、そういうまわりの家族とのふれあいとか、どうぶつえんやうみにでかけたり、飛行機に乗ったりという世界が広がっていく。まさに小さい子が成長する過程を絵本でなぞっていくような内容。だからミッフィーの絵本は年月を超えてお父さんお母さんにも人気なんでしょうね。
キャンペーンのポイントシール30点で絵皿を1枚プレゼントって、どこかのセブンイレブンといっしょだけど、コンセプトがはっきりしている分こっちの方がいいかな。1枚につき1円ユニセフに募金というのもさわやかな感じがします。
難点は家の近くにローソンがないということ。こればっかりはどうしようもないけど、お昼や帰りの遠回り、土日の遠征(^^ゞ等々でがんばってミッフィー絵皿を集めるおとうたちが目に浮かびます。。。
>>FujiSankei Business i. 産業/ローソンが「子育て応援コンビニ」展開、店内装飾は「ミッフィー」 (2006/7/11)
>>"子育て応援店舗実現に向け「ハッピー子育てプロジェクト」開始!!"
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2006 07 11 01:05 午後 [こどものニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2006年5月21日 (日)
スクールバス導入ってどこまで進んでいるの?
またやりきれない事件が発生。
そんな思いでいっぱいです。亡くなられた児童のご冥福をお祈りします。
こうした事件がおきると出てくるのが、子供の登下校の安全確保についての議論。地域でのパトロール、集団登下校とあわせて、下校時の学童の安全はスクールバスを考慮すればいいのでは(極東ブログ)という意見が聞こえてきます。猪口少子化相も閣議後の記者会見で子どもの安全対策のためのスクールバス導入の必要性を改めて強調(朝日新聞)しています。このスクールバスの導入ってどこまで対応が進んでいるのか?そう思って調べてみると、いろいろと知らなかったことや問題点が見えてきました。
スクールバスの導入によるこどもの安全確保。この問題は学校だけで考えていてはダメ。地域社会、コミュニティの問題、そしてそれを実現するための仕組みづくりの問題として考える必要がありそうです。
登下校時の安全確保等のための対策
昨年末に発表された「犯罪から子どもを守るための対策」(平成17年12月20日) 関係省庁間の連絡調整を図るために設置された関係省庁連絡会議が取りまとめています。
○ 全通学路の緊急安全点検
全ての小学校区において、学校、保護者・児童、警察、自治体等の関係者により、平成18年3月までに、全学校区・全通学路の安全点検を要請し、安全マップ作成や地域における対策に活用。○ 全ての学校における防犯教室の緊急開催
全ての学校の全児童生徒が、平成18年3月までに、学校と警察との連携等による実践的な「防犯教室」を受講できるよう、開催を要請。○ 全ての地域における情報共有体制の緊急立ち上げ
全ての地域において、警察が学校、保護者、地域住民等と連携し、不審者情報が潜在化することがないよう共有化のためのネットワークを平成18年3月までに構築。○ 学校安全ボランティア(スクールガード)の充実
全ての小学校区において、平成18年3月までに、地域社会全体で通学路の安全を含む学校安全体制が整備されるよう、学校安全ボランティアへの参加を広く呼びかけ。○ 路線バスを活用した通学時の安全確保
全国で地域の路線バスをスクールバスとして活用する方策を早急に検討し、対応が整った地域から順次導入できるよう環境整備を図る。○ 国民に対する協力の呼びかけ
家庭、学校、民間団体等全ての関係者の地域における防犯意識を高め、子どもの安全確保の取組への積極的な参加を促す。平成17年12月20日 犯罪から子どもを守るための対策
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo/kettei/051220taisaku.pdf
この政府取りまとめの緊急対策の中で取り上げられた路線バスを活用した通学時の安全確保。その後、文部科学省にて路線バス等をスクールバスとして活用するための基本的な考え方と具体的な取組方策について取りまとめてされています。
登下校時における児童生徒の安全確保のための路線バス等の活用について(通知)-文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/06050822.htm
これを読んで気になったのが、なんで路線バスをスクールバスに仕立て上げなきゃいけないんだろうってこと。自治体がマイクロバスでも走らせればいいじゃんって。それに警察庁、総務省及び国土交通省にそれぞれ同様の通知を行っていること。ん?やっぱりいろいろ監督省庁のしばりってあるのかな?
スクールバスって?
さてスクールバスって何なんでしょう?幼稚園の園バスが身近なんで思い出しますが、そういえば実家の田舎のほうでは小学校向けにスクールバス走っていたな。
つまり議論の始めの段階で、学校まで数分の都市部と距離のある地方(過疎部)に分ける必要がありそう。与党や政府内には「徒歩数分で登校できる都市で果たしてバスが必要か」なんていう消極的な声もあるそうだし。
そこでスクールバスでニュースを検索すると、通学時の安全確保対策以外によく見つかるのが、少子化進行や市町村合併にともなう小中学校の統廃合にともなう子供の足確保としてのスクールバスのニュース。(Google 検索: スクールバス)
そこで知ったのが、過疎地のスクールバス導入については僻地(へきち)教育振興法に基づいて国の補助があるということ。小学校で4Km以上、中学校では6Km以上の通学距離がある場合に自治体がスクールバスを購入すると費用の2分の1を補助する制度。ただし裏を返せば、それ未満の生徒たちは使うことはできないし、金額の上限つき。
文部科学省によると、スクールバスは昨年5月現在、全国の954市町村で3333台が導入されている。大半は、学校の統廃合などに伴って長距離通学をすることになった子どもの足を確保するためだ。バスの購入費は、定員数にもよるが1台500万円前後という。
バス1台を新規購入する場合、国庫補助(2分の1)は304万円を上限にしている。しかし、へき地校の指定や、公共交通機関の路線廃止などの厳しい要件がある。市街地の学校でバスを購入するには、自治体の自主財源を使うほかに手はない。文科省幹部は「国の補助金が削減されていく中で、安全のためのバスで新たな補助事業を設けるのは難しい」と話す。多くの自治体も、多額の経費がかかるため消極的だ。
asahi.com: 通学バス導入、独自策 徒歩圏内、国の補助外 - 「子どもを守る」
http://www.asahi.com/special/children/TKY200512190226.html
これを読む限り、簡単には導入できないんだな。それにバスを購入するだけじゃなくて、運転手や運行維持にかかる費用だって必要だし。(運行費用の交付税措置もあるみたいですが。。。)それに公共交通機関があれば導入できないってことだ。路線バスが走っていればそれに乗れ!ってことですね。
ただこうした路線バスって赤字路線。朝夕だけの1日2便とかだったりして子供の通学には使いにくい代物なんだろう。スクールバスは無料で利用できるのですが、いわゆる「路線バス」を活用しているので、住んでいる地区によっては時間帯が合わず利用できないという状態(どうなの?@読者の声ネット版 )なんて声もありました。
そうはいっても国会質問では、へき地教育振興法に基づくこのスクールバスの遠隔地の通学支援に対して、このバスの路線の中で遠距離にとらわれずに学校近傍の路線内の児童もピックアップしながら学校に来ることも当面考えていただきたい(国務大臣:"予算委員会 質疑応答" 蓮舫)ってのもあり、少しは弾力運用はじまっているのかな?
スクールバスの成功事例 1
スクールバスを使った子供の安全確保事例が文部科学省によってまとめらています。スクールバスに限らず、いろいろ興味引かれる取組み事例がいっぱいです。(登下校時の安全確保に関する取組事例集)
スクールバスの成功事例として有名なのは新潟県加茂市の事例。子供の安全のためにバスを24台運行。市内の11校全児童の約3割が利用。へき地教育振興法対象外の小学校4キロ以内、中学校6キロ以内であっても、人家がとぎれる地域、人通りの少ない地域に対象を広げて運行。そのためにバスの購入費用は自治体持ち。
それでも市長は子供の安全のために最優先で予算化。少子化の時代にあって、子どもたちは宝の中の宝です。子どもの登下校の安全について市は、最優先で予算を投入しました。子どもの安全を確保するためには、どうすればよいのかを検討した結果、「実効性あるのはスクールバス」という結論になりました(新潟県加茂市の小池清彦市長の話)
年間維持費は約620万円。地方交付税で約580万円をまかなえるとのこと。できるじゃん!
スクールバスの成功事例 2
今度はスクールバスをやめちゃった事例(岡山県久米南町)。というか、町民バスとスクールバスをいっしょにして効率運用!
ここでもへき地教育振興法の距離制限のため、いくら人気のない山間部を歩いていても乗車できない児童がいたみたい。費用も年間1,680万円(平成16年)かかるし、子供が少なくなって座席に余裕もあり、高齢化すすむ沿線住民も乗りたいとの声。それで町民バスとして再出発。これまで利用できなかった中学生も利用できるようになったし、フリー乗降なので家の近くで乗降可。地域の大人もいっしょに乗るので大人の目も期待できる。
これ、いいじゃん。学校利用のスクールバスにこだわらず、効率化を図った事例。よく考えてみると他にもいっしょにできそうなものありそうだな。
そこで次の記事。
スクールバスの成功事例 3
兵庫・旧養父町の事例。小学校のスクールバス2台と福祉バス1台の統合を実現することで、安全と福祉の一石二鳥を実現。それまで週原則6往復の福祉バスが、平日毎日運行で週18往復に改善。年間維持費も約130万円の節約に。(asahi.com: 通学バス導入、独自策 徒歩圏内、国の補助外 - 「子どもを守る」)提案したのは新田保次・大阪大学大学院教授(都市・地域計画)。元の論文?はこちら(http://www.civil.eng.osaka-u.ac.jp/plan/staff/inoi/toko2003.pdf)
ここで福祉バスって?あと他にも統合できそうなのってない?って思ってググって見つけたページ。広島文教女子大学 菅井直也教授の講演録。(例会講演録17;過疎バス 知恵くらべ:路面電車を考える館)
過疎地でも走っているバスはこんなにある。結構時間帯も重なるし、それに二重の維持費も、社会的コストもかかってる。
- 国土交通省管轄の路線バス
- 文部科学省補助のスクールバス
- 厚生労働省補助の通院バス
- 総務省管轄の地方公共団体が出す身障者用やデイケア用の福祉バス
- 警察庁管轄?の企業・病院・学校等の送迎バス といろいろ。
ここで気づいたのは、 各監督省庁のタテワリズム。統一は難しそう。でも一連の事件をきっかけに横の連携もすすみそう。上手くすすめば、これは都市部の送迎バスも十分活用できそうだな。
スクールバス導入がすすめば、こんないいいことが?!
ここからは勝手な思い込み。幼稚園バスに乗っていくお姫さまのお話を聞いて思いつき。スクールバス導入するとこんないいことがあるかも。
- 時間を守る。
- 他の人に迷惑をかけてはいけないことを学ぶ。
- あいさつの大切さがわかる。
- 交通ルール。
- 交通機関内でのマナー。
- 地域の目、大人の目。
- 魔の8時間の軽減
- そして子供の安全。
まとめ?!
地域のボランティアに頼る、子供見守り活動も大切。でも何もかも地域のボランティア任せでは、できることにも限界がある(日々是口実 an excuse a day : 本日の言い訳:弱いんだから守ってよ!)わけだし、事件の直後だけ思い出したように「見守り運動」とか「声かけ運動」とかやって、いつの間にかすたれて行き、また、思い出した頃に事件が起こるというパターンの繰り返し(Re: 【奈良女児誘拐殺人】から考える (No.11))になっては元も子もない。やっぱり物理的に安全確保できるスクールバスも同時に導入しようよ。いや、コミュニティバスって感じでさ。
もちろんスクールバスを単純に導入しよう!っていっても、自宅からバス停までの安全性はこれまでと変わらない(JAPAN PENGUIN WEEKLY:政府、スクールバス導入を検討…登下校時の安全確保で)って思います。先の成功事例をみてもやはりその点が課題。なので加茂市では、バス到着時刻の周知徹底とかその到着時刻にあわせたボランティアであるスクールガード連携による安全確保をしているようです。地域のしくみも大切。
マイカーも便利だけど、どんどん高齢化がすすんでく日本。もっと強制的に人と人が集まる仕組みも必要かな。そういう意味でも子供が存在する学校、および人が集まる箱としての学校と公共交通機関って地域を結びつける核になるはずだなって思う。子供の安全が守られる社会って、ぜったいみんなが住みよい社会のはず。
・・・だいぶわけわからなくまとまらなくなってきました。本当、子供の安全って実は深いなぁ。
確かに命はお金には替えられません(コースケの独り言:スクールバス )。 治安と教育にはお金を惜しまない国(たじま 要(民主党千葉一区) 「今の日本を放っておけない!」BLOG:青少年特別委員会(日記12月20日):たじま 要 )への舵取りを期待しつつ、市民一人ひとりの努力も考えていかなけりゃいけないな。
長々と失礼しました。以上、このエントリがスクールバスについて気になっている方の参考になれば幸いです。
割れ窓理論による犯罪防止―コミュニティの安全をどう確保するか
2006 05 21 12:00 午前 [こどものニュース, こどもの成長] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2005年12月13日 (火)
平日忙しいおとうさんの3つの約束
なかなか忙しい毎日~。今日も遅く帰ってきたおとうの目に飛び込んできたニュース。
"平日のパパは忙しい…63%「子供と一緒2時間未満」
父親の6割以上は、平日に子どもと過ごせる時間が2時間未満しかない――。ベネッセコーポレーション(本社・岡山市)が行った父親と子育てに関する調査で、仕事に追われて家事や育児に十分な時間が取れない、現代の父親像が浮かび上がった。"
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000315-yom-soci平日に子供と過ごす時間で最も多かったのは「1~2時間」の27.0%。おとうの場合は、これより少ないなぁ。
うちの場合、子供たちは夜9時には寝床につくので、7時過ぎに仕事を終えないと必然的に顔をあわせられません。でもなかなか7時には帰れなかったりします。
記事の中でも世のお父さんはこんな感じ。
全体の半数近い父親が「家事や育児に今まで以上にかかわりたい」「子どもと一緒に外で遊びたい」などと願っている。 しかし、現実には「職場に迷惑をかける」「忙しい」といった理由で、思うようになっていない。
ここで会社や行政がなんとかすべし!なんていってもありきたりだし、そんな他人任せじゃ、結局の所なんにもかわりません。
なので自戒の念もこめて、今後のおとうの目標を3つ約束?!
-
早起きして朝ごはんをいっしょに食べるぞ!
-
週に1日は子供たちが眠る前に帰宅するぞ!
-
休日も早起きして、思いっきり子供たちと楽しく過ごすぞ!
1の朝ごはんについては、夜顔をあわせにくいので、いつのまにかみんなが早起きさんになってたりします。日々寒くなって布団からなかなか出られなくなってきてますが、この習慣は続けていきたいです。
2の週に1度の帰宅は、これはもう周りの人に宣言ですね。だらだら仕事をしていたって効率悪いし、他の人も帰りにくいなら率先して帰るのもありかな。理想はトリンプのように就業時間内で仕事終了なんですがねぇ・・・。
3の休日の過ごし方は、なかなか早起きはきついです。でもその分たっぷり遊んで、夜は早く寝る・・・これが意外といい感じです。
でも子供たちとの時間を週末で帳尻あわせるだけってのもなんだか寂しいし、ちょっとした子供の変化にも気づいてあげられないとキツイなぁ。なので1の毎朝のひとときを、特にと大切にしていこうかなと思っています。
2005 12 13 01:47 午前 [こどものニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック














